さくら

2010年04月27日 00:00

千利休は茶懐石に使う箸として吉野杉の赤身で取った「中平両細」の利休箸を作り出しました。

両端が細い両細で中央は太く平らになっている中平両細の両口箸です。
両細になっているのは、片方を神が使いもう一方の端を人が使うためです。
ハレの日、祭りなどで神に接する場合、神と人とが同じ箸を使い、共同飲食することで、
神の魂を呼び込もうとの願いからです。

日本人は、魂を大事にする民族ですね。


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